芝居

南部高速道路

見てきました。 日々進化する長塚圭史のお芝居。またしても、感動させられました。 今回は、高速道路上でハンパない渋滞に巻き込まれた人々のお話。おもしろかったなぁ。 誰か一人にスポットライトがあたるわけでなく、舞台上ではいくつものやり取りが同時進…

越えられない壁 ピノコ

TeZukAという舞台を見た。手塚治虫の世界をダンス・映像・音楽で表現した異色の作品である。 正直、今までに体験したことのない空気感で大変感動しました。森山未來君のダンスも素敵だったし〜〜♪そもそも、手塚治虫の作品が素晴らしいってことを再認識でき…

十一ぴきのねこ

私の最も好きな絵本である「11ぴきのねこ」がミュージカルになった。 大好きな長塚圭史の演出によって。 出演する役者陣も何気に豪華。 これは見ない手はない。 いや〜大満足。 もともと、ちとブラックな一面のある絵本だと思うんだけど、今回はそこを更に…

アヴィニョン演劇祭

工事中・・・

ベッジ・パードン

最近、食ってばっかりなので、たまには文化的なお話。世田谷パブリックシアターにて鑑賞したベッジ・パードンについて。 恥ずかしながら圧倒的に深津絵里目当てで見に行った訳だが、野村萬斉氏の芝居力を見せつけられた芝居だった。 何かを極めようと日々努…

浮標(ブイ)

で、お芝居のレポ。 まずは、その長さに驚愕。休憩2回を挟んでまさかの4時間の公演。 当日券でふらりと見に行くには、ちと重かったが、役者さんの集中力というか、役者魂のようなものを存分に見せて頂きました。 特に大森南朋様の熱の入った演技には惚れ惚…

サーフィンUSB

ヨーロッパ企画の新作を鑑賞。 最近、再演ものが多かったので新鮮な感じで楽しめた。 が、笑いのピークが前半にきてしまって、ちょっと尻つぼみ的な印象で終わってしまったので残念。とはいうものの、どこまでが台本でどこからがアドリブなのか分からない絶…

優雅な舞

仕事の後、歌舞伎座に駆けつけ、母と歌舞伎鑑賞。「寿初春大歌舞伎」ということで、お着物をお召の方もちらほら見うけられた。歌舞伎座と、このお正月らしい華やかな雰囲気がよく合っていて、いい感じ。こういう風景というか、場所がなくなってしまうのはホ…

もしかして3回目?!

ヨーロッパ企画の「曲がれスプーン」を新宿紀伊国屋ホールにて鑑賞。タイトルからして「サイキックもの」であること想像はできたが、これが既知の「冬のユリゲラー」のリメイクと分かったのは開演の数分前のことだった…。その瞬間、いろんなことが見事に=(…

うぉーカワイイ!!

「マレーヒルの幻影」というお芝居を下北沢本多劇場にて鑑賞。時効警察の課長役でおなじみ岩松了さんの演出作品ってことと、麻生久美子、ARATA、荒川良々、三宅弘城他のキャストを見て、勝手におもしろい芝居だろうと思い込んでいたが、これが結構シリ…

くだらないことバンザイ

下北沢本多劇場にて、「ザ・ベストオブ 表現・さわやか」を鑑賞。先日見た「ザ・ワーストオブ 表現・さわやか2009-04-08 - ひとやすみ」と相反するもので、こちらは今までで評判の良かったコントをまとめたもの。 という訳なので、そりゃ面白いわ。笑った笑…

桜姫

シアターコクーンにて母と「桜姫」を鑑賞。こちらは今年で10年目を迎える「*1コクーン歌舞伎」の演目で、今回は長塚圭史が脚本を手がけた現代劇だ。 久々に頭の中をかき混ぜられた気分だ。本当に長塚圭史の本のもつ力はスゴイ。原作の「歌舞伎」を見ていな…

楽屋〜流れ去るものは やがてなつかしき〜

三軒茶屋のシアタートラムにて「楽屋」を鑑賞。 もともと清水邦夫さんの戯曲だが、今回は生瀬勝久さんが演出したということで若干笑いを含む感じに仕上がっていた。それでもちょっと難しかったかな。 1時間半程度の短い芝居。4人の女優の魂がぶつかる息を…

FOERZA BRUTA

アルゼンチンのパフォーマンス集団がやっているお芝居。競馬の次にこれを楽しみにやって来たと言っても過言ではない。ネットで格安チケットを入手し、ユニオンスクエアのダリル・ロス劇場で鑑賞。うまく説明できないが、とにかく面白かった。観客も一緒に不思…

毛皮のマリー

昨日とはうって変わって、今日は美輪様のお芝居。寺山修司が美輪明宏のために書き下ろしたという舞台「毛皮のマリー」を鑑賞した。 ある種、かなり独特な世界感で、理解するのに相当苦労したが(というか、未だに整理できてない部分が多いが・・・)、最終的に…

神様とその他の変種

久しぶりにナイロン100℃の新作公演である。非常に楽しみな反面、最近のケラ作品はいまいち不完全燃焼なことが多く、今回はどうかという不安もあり、微妙な期待値で劇場へ向かう。あれこれ考えずに心を無にして見る事にした。 素直に今回の作品はとても面…

ザ ワースト オブ 表現・さわやか

大好きなイケテツさんが主宰するユニット表現・さわやかの芝居を見に行った。タイトルどおり、今までの公演の中でウケなかったネタや稽古中にボツになったネタを集めた舞台。 サスガ「ワースト オブ・・・」だけあって、非常にしょっぱいネタが多かった。ひきつ…

ラーメンズ TOWER

奇跡的に抽選に当り、貴重なプラチナチケットを手に入れた私。前回は小林賢太郎のソロ公演を追っかけて神戸まで行ったけ・・・。さぁ、今日も大いに笑わしていただきましょう! ってな訳で、かなりの期待を胸に見て来ました。いや、サスガです。ラーメンズ。相…

琴春

訳あって前売り券を手放したため、早起きして列に並び、やっとの思いで当日券をGET。念願の「春琴」を見ることができた。 サイモン・マクバーニー演出作品はエレフェント・バニッシュ(村上春樹原作)以来2度目。都会の雑踏から一気に「静」の空間へ移動…

美少年オンザランとマジックスパイス

下北沢駅前劇場にて「美少年オンザラン」という芝居を鑑賞。こちらは大好きな池田鉄洋さん(通称:イケテツ)が主宰するユニット「表現さわやか」の公演である。 この公演は年に一度の私の楽しみであって、何も考えずにバカになれる大事なひと時。今日も面白…

役者魂に震える

久しぶりに母とお出かけ。浅草寺境内に作られた「平成中村座」にて「法界坊」を見た。平成中村座はいつしかの日記で書いた、香川の「金丸座」のような雰囲気で、見る前からテンションが上がった。2006-05-28 - ひとやすみ いや、もう中村勘三郎はスゴイわ。…

ナイロン再び

先週見たお芝居をもう1度鑑賞。というのも、今回は15周年記念ってことで、劇団員が2つのチームに分かれて同じ芝居を演るという試みをやっているからだ。今日は大倉孝二主演のブラックチーム。 正直、こちらのチームのが良かったと感じた。キャスト全員に…

シャープさんフラットさん

下北沢本多劇場にてナイロン100℃の15周年記念公演「シャープさんフラットさん」を鑑賞。 *1サナトリウムでの人々の交流が話の中心。その中に自分の感性が周囲に理解されないことに苦しむ脚本家がいる。これが間違いなくケラさんの自己投影なんだけど、…

人形の家

先輩に譲っていただいたチケットで芝居鑑賞。Bunkamuraシアターコクーンの中央に作られたステージでその芝居は演じられた。宮沢りえ、堤真一演じる夫婦の関係を中心に話は進んでいった。 この芝居で強く感じたのは、人はたった一言で良くも悪くも人生を変え…

あんなに優しかったゴーレム

久々に同期と芝居鑑賞。うっかり前売り券を買い損じたが、優しい同期が当日券の列に並んでくれたので、見ることができた。ありがたや。別に芝居のタイトルとかけてるわけじゃない。あしからず。 肝心の芝居はというと、今回も楽しませて頂いた。途中でやたら…

緑の魔法に・・・

会社の懇親会でインターコンチネンタルホテルのランチ&WICKID鑑賞。まずはランチ。昨年までのコンラッドやマンダリンオリエンタルと比較すると若干見劣りするものの、アジアンフード中心で悪くなかった。 中でもタイカレーは後からくる辛さが刺激的で…

SISTERS

終演後、しばらく席を立てなかった。その位、衝撃的で心にガツンと来た芝居だった。長塚圭史恐るべし、と言わざるを得ない素晴らしい作品に心から拍手を送った。 役者陣では、まず松たか子に拍手。狂気を前面に押し出した、迫力ある演技は見る者全てを惹きつ…

黒蜥蜴

先輩のお誘いで、美輪様主演の「黒蜥蜴」を見に行った。コンサート(リサイタル?)トークショー、映画などは見たことがあるが、生で見るお芝居は初めてとあって、始まる前からかなりテンション高めである。上演前、携帯電話に関する注意だけでなく、「公演…

失われた時間を求めて

最近芝居づいている。続く時期は続くものだ。さて今日は阿佐ヶ谷スパイダースの「失われた時間を求めて」。チケットを取りそびれていたので、雨の中、森下のベニサンピットに当日券を求めて並ぶ。 幕が上がる。そこにあるたった1つのベンチを舞台に、物語り…

けんか哀歌

下北沢本多劇場にて、猫のホテル「けんか哀歌」を鑑賞。スズナリに馴染み深いせいか、始めは本多の舞台がちょっと大きく感じたが、終わってみればどってことない。ナイスな役者さん達の演技で、大きな舞台がすっかり猫のホテルの世界になっていた。 舞台は終…