越えられない壁 ピノコ
TeZukAという舞台を見た。手塚治虫の世界をダンス・映像・音楽で表現した異色の作品である。
正直、今までに体験したことのない空気感で大変感動しました。森山未來君のダンスも素敵だったし〜〜♪そもそも、手塚治虫の作品が素晴らしいってことを再認識できました。
震災直後の今だからこそ、テヅカなんだな。
つか、手塚先生は今のこの世界がリアルに想像できていたんじゃないかとさえ思えてきた。
本当に右脳も左脳もフル稼働する大満足な作品でした。
しかし、1点だけどうにもこうにもならないことが…。
それはピノコ
すらっとした外人ダンサーが演じているため、あろうことかブラックジャック先生より背が高いの…。しかも、大人びた声…。
彼女が登場した瞬間、場内がザワついたのは、私と同じ違和感を会場の多くの人が感じた為だろう。もちろん、そのダンサーさんは何も悪くないんだけど、ピノコはあれじゃダメなんです。
「アッチョンブリケ」でなくてはダメなんです。