浮標(ブイ)

で、お芝居のレポ。
まずは、その長さに驚愕。休憩2回を挟んでまさかの4時間の公演。
当日券でふらりと見に行くには、ちと重かったが、役者さんの集中力というか、役者魂のようなものを存分に見せて頂きました。


特に大森南朋様の熱の入った演技には惚れ惚れ。
覚悟を決めたと言いつつも、死への恐怖や残していく者への思いを断ち切れず、自分と戦っている様がよく伝わってきた。素敵な役者さんだ。


見終わって、人間の生臭さを感じた。じんわり温かく切ない感じ。
とにかく演じる方も見る方にもエネルギーのいる芝居。
今年の記念すべき1本目。心に残る作品となった。