映画

ブロードウェイ的フランス映画

アカデミー賞ブームにのっかって、アーティスト見てきました。 久々に見る「サイレント映画」だったが、サイレントの良さを存分に満喫できた。 セリフがない分、よく考えられた音楽。 素晴らしかった〜。それに導かれ、どんどん映画の世界に引き込まれていく…

ソーシャルネットワーク

話題の映画を見てきた。 やはりデヴィッド・フィンチャー監督の作品は面白い。 セブンやファイトクラブといった私の好きなタイプとはちょっと違ったけど、彼の映画特有のスピード感は楽しめました。 今回は言葉を巧みに使った感じ。ヴィクトリアシークレット…

しあわせの雨傘

あの名女優、カトリーヌ・ドヌーブ様のジャージ姿。しかも赤、3本線入り、ちょいダサ。「まさかっ」の広告写真につられ、早速新宿へ。 実は監督のフランソワ・オゾンも大好きなので、相当期待して見に行った訳だが、期待を裏切らない作品でした。 本当にオ…

トイレット

「かもめ食堂」「めがね」でお馴染の荻上直子監督の新作「トイレット」の試写会に行って来た。 またしても、いい感じに力の抜けた、心あたたまる映画だった。 しかし、今回の舞台は海外。風景や人の表情を中心に構成される荻上映画において、時たま発せられ…

シーサイドモーテル

6月上旬公開のこの映画。 大好きな池鉄さん&麻生久美子が出演するとあって、前売り券を購入して待ち構えるも、なかなか見に行けず…。 で、そろそろ行こうかと思い立ったら、運良く今日のトークショー・サイン会イベントを発見した。 粒揃いのキャストに期…

贅沢な骨

行定勲シリーズ、第3弾。なんか衝撃的な作品だった。 ボディへの攻撃がじわじわ効いてくる感じ。 単に「Lの世界」という一言だけでは片付けられない、繊細な壊れてしまいそうな世界観が絶妙だった。ミキサーの中にいる金魚はまさにその象徴だったのかなー?…

ひまわり

このタイトルをみると、かの有名なイタリア映画を想像するがそうじゃない。行定勲監督の「ひまわり」。 10年位前の映画だが、調布の行定監督weekで見ることができた。 麻生久美子の透明感とミステリアスな感じが、いい感じに映画全体の雰囲気を作り出してい…

パレード

見逃した…。と落胆していた映画「パレード」が、調布で上映されているのを発見。早速レイトショーで鑑賞。 日常生活のすぐそばには闇があるなと。 そして、いろんなことは表裏一体だなと。 じわじわと怖い映画でした。一見の価値あり。 役者陣の冷やかな目線…

かわいい大人

「恋するベーカリー」の試写会に行って来た。冒頭のシーンはちょっとお下劣な印象が強く、このまま最後までB級海外ドラマみたいだったらどうしよう…と、考えてしまったが、そこは「ホリデイ」の監督ナンシー・マイヤーズ。サスガです。いくつものドタバタ劇…

のだーめちゃん

ミルフィーっぽく、のだめを呼んでみた。 が、今回の映画はどちらかと言えば、のだめより千秋をフューチャーした感じ。 弱小オケを立て直すべく必死に指導し、また、団員の信頼を得るために、自分自身も追い込み、高めていく努力をするという千秋のひたむき…

六本木ぶらぶら

ちょっと早めに仕事を終えることができたので、六本木ヒルズをぶらぶらしてみた。 まずは映画観賞。”This Is It”を見た。 これは映画館で見て正解。 MJの類稀なる才能とセンスの良さを思い知った。そして、ステージが作られていく過程に、ものすご…

ゆるーい感じの映画イベント

「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」ってタイトル長っ。と思いながら、シネクイントで映画鑑賞。 映画自体は普通に面白かったけど、「キサラギ」の監督ということで期待して来ただけに、ちょっと不完全燃焼な感はあった。 テンポの…

見ちゃった・・・。

やはり見てしまった。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」。 なんか今回のが一番見易かった気がする。エヴァのパイロットである子供達のピュアな部分がよくでていて、微笑ましいシーンも多かったからかな?アスカの「私、笑えるんだ。」っていうセリフとか、レ…

天使と悪魔

原作本を読んだ上で映画鑑賞。純粋に面白かった。ダヴィンチ・コードの時は、映画の評判がすこぶる悪くて見に行かなかったけど、この映画は少なくとも損した気分にはさせないと思う。 原作との比較を一言で言うと、すごくシュッとした印象。ストーリーの伏線…

麻生久美子 強化月間その2

「インスタント沼」を見た。こちらは「おとなり」とはうって変わって、おもしろドタバタムービー。時効警察でお馴染みの三木聡監督作品だ。 彼の作品には毎回度肝を抜かれるが、今回も口をあんぐりすることがしばしば。そもそも「インスタント沼」ってタイト…

麻生久美子 強化月間その1

おとなりを見た。 タイトルは「隣人」と「音がなる」のWミーニング。 顔を合わせたこともないお隣さんの生活の音。初めはうっとうしいと思っていたが、ある時からその音によって妙に落ち着いたり、それがないと寂しいと感じるようになって・・・というお話。 …

なんだかなぁ

アメリカ往復の飛行機内で6本も映画を見てしもた。その中で印象に残ったものをいくつか。まずは「愛を読む人」。タイトルよろしく、物語を読み聞かせるシーンが目玉(←死語?)。序盤と終盤では大きなシュチュエーションの違いがありながらも、それぞれの愛…

フランス映画祭開幕

フランス映画祭が始まった。 初日の今日は六本木ヒルズでレッドカーペットの催しがあった。寒い中、結構待たされたがスター達が壇上に現れると、会場のテンションは一気に上がった。 女優さんやら監督やら、結構間近で見れた。遠くで輝くのは憧れのジュリエ…

つみきのいえ

昨日は十数時間死んだように眠った。お陰でスッキリ回復。眠るって大事なことだ。 さて。今日は六本木ヒルズでアカデミー賞を受賞した「つみきのいえ」を鑑賞。 たった12分の短い映画だったけど、それも大きな出来事があるわけでもなく、淡々としたものだ…

麗しのニコール

結果はどうあれ、試験がひと区切りした。 そしたら、また、自分にご褒美です。 映画「オーストラリア」のジャパンプレミアに行って参りました。 レッドカーペットを颯爽と歩く、ニコール・キッドマンとヒュー・ジャックマン。美男美女が二人並んで歩くと本当…

MOULIN ROUGE

久しぶりに家でゆっくりできそうな1日だったので、買い溜めしたDVDの中から「ムーラン・ルージュ」を鑑賞。来るべき「オーストラリア」公開に備えて?って訳でもないが、バズ・ラーマン監督、ニコール・キッドマンのコンビの作品である。 いや〜、マジで…

Le Dolce Vita

先日id:towerofthesunさんがコメントしてくださった、イタリア映画の"Le Dolce Vita"。見たいなと思っていたら、吉祥寺でフェデリコ・フェリーニ映画祭なるものをやっているじゃあーりませんか(古っ・・・。)。しかも今日は映画の日、1000円だわさ。行か…

しあわせのかおり

忘れぬうちに、昨日見た映画の感想を。結論から先に言うと、この映画相当いいです。おススメです。「おくりびと」と同じ位の感動と温かさを届けてくれた作品だった。 舞台は金沢。小さな中華料理店を営む王さんと幼い娘を抱えた貴子の絆を描いた物語である。…

おくりびと

評判に違わぬ、素晴らしい映画だった。ある意味、期待を裏切られた感はある。だって、もっと暗い映画だと思ってたんだもの。今作には適度な笑いが盛り込まれており、ラフな感じのところと、ずどーんと心に沁みるところのメリハリが効いていて、とっても良か…

パコと魔法の絵本

げろげーろ。大好きな「ガマ王子とザリガニ魔人」という芝居が映画になった。率直な感想を言うと、ちょっと画面がゴチャゴチャし過ぎで芝居のが数倍いい。しかし、肝心なセリフは原作のまま使ってもらえていたので(当然といえば当然)、芝居を見たときの感…

アフタースクール

今日は水曜日、レディースディである。というわけで、午後休をとって映画を2本はしごした。そのうち1本がこの作品。これ、かなり面白かった。 登場人物みんながいい具合に怪しくて、微妙に人間臭くて、何かあるだろうと自然と引き込まれていく映画だった。…

秘密

今年もフランス映画祭の季節がやってきた。そして、今年も舞台挨拶がある作品のチケットを取り忘れた。やむなく、挨拶のない回の当日券にしがみつく。 今回見た映画は「秘密」。リュディヴィーヌ・サニエ、セシル・ドゥ・フランス、ジュリー・ドパルデューと…

陰日向に咲く

六本木ヒルズの映画館から割引券が届いたので、ちょうどいい時間のものを見に行ってみた。原作を読んでないのでなんとも言えんが、ちょっぴりチープな感じの仕上がりになってた。短編の1つ1つが浅く、軽いものになってしまっていたように思う。あれだけの…

ラスト、コーション

ぞくぞくするようなセクシーな映画を見た。この映画、id:towerofthesun:20080209さんのブログにもあるように、過激な性描写シーンよりもそういったコトにいたっていないシーンのがよっぽど妖艶なのである。 視線を外したり、絡ませたり、見つめたり、突き放…

エンジェル

「ぼくを葬る(おくる)」から2年。久々にフランソワ・オゾン監督の作品がやってきた。彼の作品というと、どうしても最後の「大どんでん返し(死後?)」的なものを期待してしまうのだが、そういった面から見ると今回は仕掛けが少なかったかもしれない。そ…