ブロードウェイ的フランス映画

アカデミー賞ブームにのっかって、アーティスト見てきました。


久々に見る「サイレント映画」だったが、サイレントの良さを存分に満喫できた。


セリフがない分、よく考えられた音楽。
素晴らしかった〜。それに導かれ、どんどん映画の世界に引き込まれていく。


映像に集中している分だけ、些細な手の仕草や役者の長いまつげがセクシーに見えたり、普段の映画では見落としてしまうかもしれない「素敵な瞬間」をいくつも見つけることができたような気がする。


映画に携わる者「アーティスト」のプライドを描いたストーリーだったが、この映画自体が「アーティスト魂」そのもののようだった。


ブロードウェイで1本のミュージカルを見終わったような興奮と爽快感を感じられる映画だった。