大きな鯛を食らふ

こんな立派な鯛、初めて見た。
西新橋の名店「登茂恵」にて開催された、北の大地の大先生を囲む会にて。

大将と女将がこの日のために市場でとびきりの鯛を仕入れ、お料理してくれたそうだ。豊後水道で獲れた天然モノで、お造りの見事さ（ヒレが欠けていなくてピンとしている）からも、上物であることが伺える。味はもちろん最高。身の歯ごたえと甘みが素晴らしかった。

さて。今日の主賓である「大先生」。もう６３歳位か？私が入会してすぐにお世話になった上司なのだが、今でも本当にお若い。北の大地に転勤して以来、約５年ぶりの再会だったが、当時と変わらずカッコいいおじさまで嬉しく思った。お酒を飲むペースといい、お話の面白さ、引き出しの多さ、後輩の育て方とか…とにかくスゴイ。今日も熱燗のお酌の仕方がヘタクソだとご指導うけました。ありがたや。こういう上司にめぐり逢えたことを、本当にラッキーだと思った。

帰りに女将さんが「鯛のタイ」をくれた。鯛のエラの裏にある骨で鯛の形をしているものをこういう。こんなに綺麗な形をしている「鯛のタイ」はめったにないとか。縁起物らしいので、大事にしよう！