鉄板の魔術師
銀座「うかい亭」にて、ゴージャスディナー♪
目の前でシェフが腕を振るってくれるのを見てるだけでワクワクします。
もちろんステーキは美味しかったのだが、ピカイチは写真左上の鮑。
「岩塩蒸し」といって、塩を昆布にくるんで蒸し焼きにした後、きのことエシャロットのソースをかけてくれた。このソースも目の前で作るのだが、その手順が鮮やかなこと。最初はただのきのこ炒めだったのが、みるみるうちにとっろっとクリーミーなツヤのあるソースに。うっとりである。
お話を伺うと、バターメインのソースに白ワインビネガーを加えて、乳化させることで、とろっとした感じにしあがるのだとか。「ご自宅でもやってみてくださいよ」なんて、軽く言われたけど、無理だね、きっと･･･。あのタイミングはプロの技なんだな。
帰りには店先にある古いオルゴールの音色で送って下さった。透明感があるのに重みのある音で、これまたうっとり。幸せな夜だった。
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東京・銀座 鉄板料理「銀座うかい亭」
