ストーン・カウンシル

昨日よりフランス映画祭が開幕。本日はモニカ・ベルッチ＆カトリーヌ・ドヌーヴＷ主演のストーン・カウンシルを見に行った。写真は監督による舞台挨拶。ドヌーヴが来ると思ってかなり期待して行ったので、ちょっと拍子抜けしたけど、映画自体がまぁまぁ面白かったので良しとしよう。内容はサスペンスっぽい感じ。

ある夫婦が孤児院で見つけた子を養子に向かえる。その子がすくすくと育ったある日、胸に大きなアザが現れる。その日を境に家族の周りでは不思議なことが起こり始める。

この映画はキャスティングの面白さが光っていた。まずモニカ・ベルッチがすっぴん同然で母親役を熱演している。ちょっと、おおげさすぎるシーンは何度かあったが、母の強さを感じた。そして、ドヌーヴの悪役も新鮮だった。あの凛としたクールな面を存分に誇張するとこうなるんだなと思った。

あとは登場人物の後頭部をかなり近めで肩の高さ位のアングルから撮ったと思われるシーンがやたら多かった気がする。誰かが潜んでそうな感じの緊張感を出すための手法なのかな？ＣＧがいかにもという感じで浮いていたけど、結構ドキッとする機会が何度かあり、楽しめた映画だった。