真夜中のマドレーヌ工場

chelseagirl6132007-02-15


お世話になった方々にお礼がしたくて、マドレーヌを作ることにした。何でマドレーヌかというと、昼休みにTSUTAYAで美味しそうな本を見つけたから(安直…)。あと一緒にプレゼントするのが「よーじや」の小物なので和風にアレンジできるものがいいなと思ったのも大きい。と言いつつ、時間がないのでシンプルな工程でできる物を選んだというのがホントのところ。


さてさて。引継ぎの書類を作る等して遅くなってしまったが、帰宅後早速作業開始。生地を最低2時間休ませなくてはならないので、ご飯も食べずにせっせと生地を作る。1回分のレシピでは到底数が足りないことに気付き(うぉ…)、同じ作業をもう一度繰り返す。はよ気付け…、迂闊だ。ともあれ折角2つボールができたので、1つは柚子の摩り下ろしとコアントロー、1つは抹茶を加えた。ここから2時間お休み。ほっ。やっと夕飯。〜中略〜 


日付が変わる頃、いい香りと共になんとか数十個のマドレーヌが完成。火力が強かったらしく、焦げ気味で不細工になったのが残念だが、そこそこ食べれたので良しとしよう。そこから冷まして、ラッピングしてたら深夜になったが、全然苦じゃなかった。喜んでくれる顔を思い浮かべ、あれこれ考えて作ってる時って、楽しくて仕方ない。疲れてるはずなのに、柚子の方は焼いたら香が少しとんだので、柚子のマーマレードを表面に塗ろうとか、ラッピングは既成の袋+家にあった和紙を敷いてみようとか、不思議と次々にやりたいことが出てくる。お礼のつもりで作っていたが、自分もすっかり楽しませてもらった。あとは「ありがとう」の気持ちがみなさんに届けばいいなと。