おでんの誘惑

chelseagirl6132006-10-28


最近、誘惑が多くて困るわぁ。。ちょっと寒くなってくるとコイツを食べたくなるんだな〜。ということで、大阪出張ラストナイトは環状線福島駅の「花くじら」でおでんを頂いた。「人気あるから、めっちゃ並ぶでぇ。」という先輩の読みどおり、6時前だといのに長蛇の列ができていた。わぉ。


待っている間はお預けをくらった犬状態。店内から漏れてくるいい香りにお腹は減るばかり。もう限界と思った30分後にようやく店内に入ることができた。そんだけ待った末にふぅふぅしながら食べたあったかいおでんは、どれもこれも相当美味しかった。特にネギ袋(油揚げの中に刻んだネギと生姜がたっぷり:写真手前)と春菊(山芋がかかっていてマイルド:写真奥)はいずれも野菜の香りがふわっと口の中に広がる絶品だった。あっという間に、他にはない独創性と上品なお出汁の味のファンになった。


その後、ホテルの部屋に帰ると、ほったらかしてきた朝刊の「通天閣復興50周年」の文字が目に入った。そういえば、通天閣ってちゃんと見たことなかったな。50周年の記念の日に大阪にいるのも何かの縁?(何の縁やねん)と思い、地下鉄に飛び乗った。動物園駅を降りるとそこには、何十年か昔にタイムスリップしたような光景が広がっていた。ある意味「新世界」。


1人写真を撮りまくる女子に対し「通天閣、綺麗になったやろ。」「いいやろ、これ毎日家から見えるんやで。」と次々に話しかけてくる町の人達。この人達にとって、通天閣ってのは誇りなんだなと思った。