電界

大好きなイケテツこと池田鉄洋が在籍する「猫のホテル」という劇団の芝居を見てきた。猫のホテルといえば「スズナリ」での公演が定番であったが、今回は１６年目にして初の本多劇場進出である。いや〜、めでたい。

今回のイケテツの役は、変態さ加減とチャラチャラした軽い感じが非常に彼に合っていて、絶妙だった。あと、劇中で繰り広げられた中村まことと松重豊の漫才も間が独特で面白かった。役者が漫才やるとこういう感じなんだなと思った。しかし、彼らは本当に芝居が上手い。今回も人間臭い絆を存分に感じることができた。

１つ嬉しかったのは、本多劇場でも芝居の前後に携帯ネタの小芝居をやってくれたこと。彼らはいつも開演前に「携帯の電源を切って」、カーテンコールの後に「もう電源入れてもいいんだよ」という寸劇をやってくれる。それが毎回趣向を凝らしていて実に面白いのだ。その寸劇のファンと言ってもいい位。今日は都会に出て行った長男の電話を待つ母と、兄に嫉妬する次男のからみだった。笑った。

最後まで大満足だった私はイケテツＴ-シャツを購入。さて、いつ着ようか？