リバティーン

chelseagirl6132006-04-22


ひやっほう。今月2回目のお休み。無論14時間睡眠。そして、夕方映画館へ繰り出す。お目当てはジョニーデップ主演のリバティーン


正直、映画としてはあまりお勧めできない。性描写が露骨で映像があまり美しくないし、常に曇天模様で重たく、じとっとした空気が流れているので非常にヘビー(そういう空気感を描こうとしている映画だからしょうがないんだが・・・)。時折笑いをとろすとるも笑えない、といった脚本もいまいち。が、ジョニーデップが好きなら見るべし。


彼の美しさや色気、野性味、ちょっと影のある感じなんかが存分に楽しめる。素晴らしい演技力にも万歳。ロチェスター伯爵は才能があり過ぎる故に挑発的で猥褻な発言を繰り返し、周りから理解されないよう(むしろ嫌われることを望んでいるよう)なキャラクターであるが、ジョニーデップは彼の生き様に自分を重ね合わせたのかもしれない。ホント凄くハマっていた。特に新人女優バリーに舞台の稽古をつけているシーンは素敵だった。


しかし、天才というのは無意識のうちに人と違うことをしてしまうのか?それとも自分の才能に気付き、人との差別化を図る意味であえて無謀とも思える行動をとるのか?凡人代表の私には知る由もない。