Windows5000

chelseagirl6132006-03-14


会社の同期とヨーロッパ企画の芝居を見に行った。
近未来の区役所員が、Windows5000というソフトを使って、入り組んだ狭い小屋に暮らす住民達の生活を垣間見るという設定で芝居は進行していく。区役所員2人がひたすら奇妙な住民達にツッコミを入れること約2時間。アドリブらしき台詞も多く、部屋の作りや住民の個性に終始笑いっぱなしであったが、一体この芝居はどうやってまとめるんだと些か心配になってきた。もちろん、期待の方が大きかったが。

2時間半経過。芝居は「映像」を使い、うまい着地点に落ち着いた。「映像」だっただけに、ちょっとあっけなく、物足りなさは否めなかったが、さすがヨーロッパ企画!今回も面白かった。彼らの芝居は、手作り感満載でアナログな部分が多いけど、単なるドタバタ劇に終わらない、よく作り込まれた芝居だと思う。毎回、何かしら新しい見せ方を取り入れてくるのにも感心する。絶対、次も見たくなる劇団だ。

ちなみにチケットは2,800円。素晴らしいコストパフォーマンスに乾杯。ってことで、歌舞伎町の怪しい中華料理店でお食事。細い路地にあり、建て増ししたようなゴチャゴチャした感じが、今日の芝居の舞台と変にマッチしていて笑った。