それいけ、サーティーズ！

という、お食事会にお呼ばれした。決してサーティーズではないが、今年30歳になった皆さんをちょっと豪華なディナーでお祝いしましょう。ということで、参加。

会場は西麻布のラ・レゼルヴ。こちら、言わずと知れたレストランひらまつ系列のフレンチレストラン。豪華な大理石の４階立ての建物は入る前からドキドキ。以前、同系列のル・バエレンタル（札幌）でランチを食べて、偉く感動した記憶があり、かなり期待して門をくぐった。

まずは前菜の「ラングスティーヌの瞬間ポワレ　磯の香りブイヨン」（写真）。タイトルからして興味深い。ラングスティーヌって何だ？瞬間ポワレって？
ラングスティーヌとは手長海老のことで、瞬間ポワレとはほとんど火を通していない半生状態のことだと教えてもらった。海老、あま〜〜い。うま〜い。
更に、散らしてある麦の揚げたものによって食感にアクセントが生まれるし、海苔が入った海老出汁のスープを途中で飲むと、磯の香りや濃厚な海老の風味によって、その後同じものを口に運んでもまた違った味を楽しめるのだ。自然とニヤニヤしてしまう。

いや〜、ホント私は食べ物が好きなんだなとつくづく思った。美味しいものを食べていると、無条件に幸せを感じるのだ。今日なんて、初めての味の組み合わせに沢山出会って、嬉しくて仕方なかった。ブランマンジェにカモミールが入っていたり、チーズの添え物のレーズンにガーリックのオリーブオイルがかかっていたり。ちょっとした味のアクセントによって、料理は変わるのだと再認識。本格的に料理教室行こうかな･･･。

全く本来の趣旨を忘れて、一人悦に入っておりました。失礼。皆様、おめでとう。