フィンランド回顧

id:towerofthesunさんに倣って、日記に書ききれなかったこと等を中心にフィンランドを旅して思ったことをまとめてみた。
 
★Food
・乳製品
抜群に旨い。パッケージも可愛い牛乳やシリアル付きのカップヨーグルトが気に入った。何よりアイスクリームの旨さに驚いた。そんなに濃厚ではないが、何故か美味。やっぱりベースの牛乳がいいからか?当初はこんな寒い国なのに、街のいたる所にアイス屋さんがある意味がよく分からんと思っていたが、滞在中何度も食べているうちに、その大切さに気が付いた。


・野菜&果物
そこそこ。日本には敵わないものの、今まで行った海外の中では1番かも。ある程度の水っぽさがあるってのがポイント高し。諸外国のレタス、きゅうり、にんじんとかは、みんなパサパサで硬いけど、フィンランドのは違った。大好きないちごも美味しかった。市場で1パック1.5ユーロで購入。甘みは遠いが、いちご自体の味は濃厚。砂糖で甘みを補って、いちごミルクを作ったら想像以上においしかった。


・ホテルのビュッフェ
私の泊まったホテル(ラディソンSASシーサイド)のは、かなりイケてた。食材の種類が多いのが魅力的。ゆで卵もゆで時間の違うものが何種かあり、好みの固さを食べることができた。お気に入りはスモークサーモンとピクルス。サーモンは丸ごとしっかり燻してあり、ちゃんと火が通っている状態のもの。とても香りが良く、身もしっとりしていて、ガツガツ食べれた。シリアルとヨーグルトとドライフルーツのラインナップも素晴らしく、毎日違った組み合わせを楽しんだ。


★Transportation
ヘルシンキ市内の交通網は整っていて使いやすいと感じた。慣れればトラムはホント便利。たくさん路線があるので、乗り継いで手軽に各所を回れる。また、チケットを一度買うと、期限内の乗り降りが自由なのも面倒くさくなくていい。改札や運転手のチェックもないのよね。こんなのいくらでもタダ乗りできるじゃんって思った。性善説に基づいた仕組みよね。いい国だわ。
なーんて思っていたら、急に取締官が4人位乗ってきた。抜き打ちテストみたいなもんか。2人ずつペアになり、前後の扉から挟み撃ちにしてチケットをチェックしていた。本を読んだら、これで捕まると80ユーロ位とられるらしい。気をつけよう。ちなみにトラムには犬も乗れるらしい。何度かお散歩途中のわんこが乗ってきてビックリした。


あと、どこの国に行っても思うのが、なんでバスやトラムにアナウンスとかないのかしらん?ってこと。ヘルシンキのトラムには次の停車駅名が掲示されていたが(フィンランド語なのであまり分からず)、未知の街の情報が少ない状態で、目的地近くに行ったらボタンを押して降りて下さいって言われましても、無理だわさ。いつも運転手さんに「○○で降りたいんですけど、着いたら教えて下さいな。」って頼まなくっちゃいけなくなる。それでも行き過ぎないか不安になる時もあるし。これがクリアされれば、もっとリラックスして乗れるのに・・・。


★Other
心配だった言語については、英会話でなんとかなった。ただし、レストランのメニューや標識、路線案内などフィンランド語の文字が読めないのは結構辛かった。大体ローマ字読みすりゃいいようだが、意味はさっぱり。やはり訪れる国の言語はある程度勉強してから行った方がいいに越したことはない。ちなみに滞在中使ったのは、「ヘイ(こんにちは)」「キートス(ありがとう)」くらい・・・。みんなが電話などで「モイモイ」という言葉を良く使っていたのが若干気になった。あと、地方都市に行くと英語が通じない人が結構多いので要注意。


カプチーノを頼むと、何故かチョコレートが付いてくる。チョコ嫌いなので「こんなおまけいらんから、もうちょっと安くしてくれい。」と思った。ショートカプチーノ2.5ユーロ(400円ちょっと)はサスガに高い。


フィンランド人は体が大きいよう。デパートで洋服を見てみたが、サイズが大きくてとても着れる物がなかった。そこで、子供服売り場に行ったところジャストフィット!カワイイTシャツなどを買い込んだ。


デパートのおもちゃ売り場は相当楽しかった。木で作られた温かみのあるおもちゃや、おなじみのムーミングッズ等見ていて飽きない。「Grand Champions」という競走馬の人形も流行っているらしく、口取り用おめかしver、馬着ver、調教ver等、沢山並んでいた。お友達と持ち寄って、アナログ版ダビスタみたいなことをするのだろか?