さんぽ

chelseagirl6132007-05-06


最終日はお天気がとても良かったので、散歩をしてのんびり過ごした。駅裏の植物園の周りをふらふらしたあとは、トラムで南へ向かい、カイヴォ公園でまったり。日曜日ということもあり、家族連れも沢山。ベンチに並んで座ってお茶してるおじいちゃんとおばあちゃんが仲良さ気で、微笑ましかった。


そんな中、事件発生。マヌケな飼い主が大型犬のゲージを放してしまい、犬が大暴走したのである。それまでののんびりした雰囲気は一転、そこは子供の泣き声や悲鳴の上がるデンジャラスゾーンと化した。他のワンちゃんにちょっかい出したり、大人相手に飛びついたり。彼はかなりやんちゃなようだ。な〜んて流暢なことを言っている場合ではない。犬速っ!遠くだと思って油断してたら、結構近くまで来ていた。おおっヤバイ。ここで犬に噛まれでもしたら、帰国すんのにスゴイ面倒なことになりそ・・・。わたくしも荷物をまとめていそいそと退散した。(上の写真の子は、この事件とは全く関係なし。)


そんなこんなで、海沿いの通りまでやって来た。やはり海の近くは風が冷たいが、そこには沢山のカモメと行き交う船、遠くに見えるスオメンリンナ、日光を受けてキラキラ光る水面等なかなか素敵な景色があった。しばらく見ていたかったので、突端にあるカフェ・ウルスラの窓際の席でフィンランド最後の食事をとった。サーモンのサンドウィッチはゆで卵とアーティチョークが入っていて、ボリューム満点で美味だった。

 

日曜だったので開いているお店はほとんどなかったが、デザインフォーラムやちっちゃなギャラリーを覗きながらホテルまで戻る。最終日にして「開いてたら見たかったな」的なお店を沢山みつけてしまい、ちょっと後悔・・・。趣味でやってえるような雑貨屋さんとか、古本屋さんとか、かなり面白そうだった。そんなに大きな町ではないにせよ、まだまだ開拓途中の状態なので、温かい時期にまた来たいな。そんなこと思いながら、帰国の途に着く。今回も何だかんだで楽しい旅であった。