えび・要塞・そしてデパチカ

chelseagirl6132007-05-03


ヘルシンキ上陸2日目。本日より本格始動。午前中は市内の観光スポットらしきところを適当に散歩してみることにした。


まずはポホヨイスエスプラナーディ通りをぶらぶらして、アカデミア書店というアールトがデザインした大きな本屋さんに立ち寄ってみた。中央が吹き抜けになっていて、開放感あふれる書店には本がいっぱい。料理本、写真集、地図、図鑑など面白くてつい長居してしまった。ちょっと不審に思われたかもしれない。近くにあるマリメッコイッタラのショップでウインドウショッピングをするのも楽しかった。


エスプラナーディ公園でぼけっと休憩後、ヘルシンキ大聖堂やウスペンスキー寺院を見学し、いよいよランチタイム。オールドマーケットホール内の安くて旨そうな店を物色し始めた。マーケットには新鮮そうな魚介類や肉、野菜、パン等色鮮やかな食材が並び、超ウキウキ。食べ物を見ていると本当に幸せな気分になれる。が、ここで問題発生。メニューが読めん…。仕方ないので、海老の看板が掛かっていた店のカウンターに座り、「おススメ」を聞いたところ、「フレンチシュリンプスープ」という単語が聞き取れたので、一か八かそれを頂くことにした。


これが大正解!かなり美味しいものを引当てた。我ながら自分の嗅覚の良さはスゴイと思う。スープはトマトベース。沢山の海老が煮込まれていて、アメリケーノソースとはいかないまでも、海老の濃厚な出汁が出ていてた。最後に入れてくれたサワークリームと、花瓶に生けてあったディルをちぎったのが、味を一層引き立てていた。茹でたての海老は卵がいっぱいで甘く、パンもモチモチで美味。贅沢なランチであった。