The Dolls' Festival

今年は久しぶりにおひなさまを飾っている。かれこれ２０年ぶり。じいさんが亡くなって、お部屋が寂しくなってしまったので、賑やかしに。というのは、冗談だが、スペース的に出せなかったのは事実。今時こんな７段飾り出してる家ってどれ位あるんだろ？って思った。

先週、母と２人で飾ったのだが何せ久しぶり。台を組み立てる時点で早速つまづき、雪洞や欄干の電球のコンセントに絡まり、人形に持たせるお道具とか細かくて壊しそうになりながら、何とか必死に完成させた。うぉーーー。なかなか立派なもんじゃないか。と、感慨深げに下から見上げた。そして、次の瞬間爆笑。

なんと計ったかのように、祖父＆祖母の遺影が御内裏様＆お雛様の真上に掛かっていたのだ。微妙にお雛さま御一行に溶け込んでいるのが、可笑しくて…。いや、このナイスな偶然をきっと２人も喜んでくれてるだろう。

折角なので、この雛飾り一式を私にプレゼントしてくれた母方の祖母を家に招き、五目寿司を作って一緒に頂いた。もちろん桜餅、ひなあられも。何だか自分はとっても幸せなんだなと思った。ありがたや。ありがたや。