そこそこ黒の男

chelseagirl6132006-11-27


大好きなイケテツが主宰する劇団「表現・さわやか」の待ちに待った第3回公演を見に行った。今回も恒例のコントオムニバス。で、ホラーやミステリーな感じのコントが主なので、登場人物がやや怪しい=そこそこ黒の男 というタイトルになったそうだ。


正直前作の方が面白かった気がする。イケテツさんをはじめ最近皆売れっ子で忙しいからかな?と思ってしまった。1番始めのボーイスカウトのコント(手旗信号で「エ・ロ・ス」とかしながら、怪しいダンスを踊るコント)は相当面白かったが、ピークが頭に来てしまったので、途中間延びしたように感じられた。後半「ヤマザキ春のパン祭り」や「カッパ」のコントで持ち直すも、全体としてのインパクトがちょっと弱かったのが残念だった。


しかし、いつ見ても「表現・さわやか」のキャラの濃さは凄い。誰一人として爽やかではないところがいい。そして、客演の伊藤明賢さんのホスト的な濃さが上手く彼らと融合していたと思う。素敵なダンスとニヒルな笑いに拍手。