ゆったりとした時間

chelseagirl6132006-05-22


本日も快晴なり。ここまで続くと、逆に当分いいことがないんじゃないかと思えてくる。まぁいい。


今日はブセナの敷地内をお散歩し、ライブラリーのオープンテラスで読書&昼寝と、のんびり過ごす。こちらに来る前から読んでいた「ダヴィンチコード」の下巻を私が読み、隣では私に勧められてハマった母が上巻を読んでいる。沖縄に来てまで、揃って必死に本を読むおバカな2人はやはり親子なんだなぁなんて思ったりした。水の流れる音を聞きながら、涼しい風を受けリクライニングチェアーにごろんとしていると、本当に幸せだ。プラス、ここ数年親孝行らしいことをあまりしてなかったので、隣に喜ぶ母の姿があることも嬉しく思う。


とまぁ、ちょっといい話を挟みつつブセナともお別れ。ここのホテルは何でこんなに居心地がいいんだろ?と、ふと考えてみた。その1つは「無数のソファー」なんじゃないかと思う。ホテル内のいたる所にソファーや椅子が置かれている。廊下とかエレベーターホールとかバルコニーとか。で、何気なくその椅子に腰掛けると必ず素敵な景色が見え、しばらくそこに座っていたくなる。母曰く、「このホテルは何処から見ても、見える景色が絵葉書みたいだわ」と。やや大袈裟だが、要はそういうこと。一見無造作だが実は計算して置かれたソファによって、無意識のうちにひとやすみし、日常とは違うゆったりとした時間の流れを手に入れることが出来るのだ。しかも、それぞれが好きな場所で、押し付けがましくなく、自然に。そして、時間と共に絶好のロケーションから生まれた風景を思い出として、もって帰ることができるのね。いや〜、何度来てもホントいいとこだ。


帰りの車中、「また来年も来よう!」という話になった。「来年はお母さんも頑張ってお金出すから。」という母の言葉に「いいから。いいから。」とやさしく声をかけようと思った矢先、「さっ、宝くじ買わなくちゃ。」と母。あなたの頑張るって、結局他力本願じゃないか・・・。まぁ、楽しい旅だったから良しとしよう。


おまけ:初日の免許証のゴタゴタにより、レンタカーのガソリンは給油しないで返してよいことになった。その浮いた分で何故か市内でラーメンを食べた。いろんな意味で美味しいラーメンだった。