偽セレブの戯言

chelseagirl6132006-05-09


今日で仕事が大きな山を越えた。今年の仕事の8割方終わった感じ。ちょっと感慨深い。嬉しくなって、麻布十番岩盤浴に寄って帰ることにした。


夜9時位というのはアナの時間帯なのか、今回も客は私1人だけ。軽くストレッチしたりして、リラックスして転がっていた。う〜〜ん、気持ちぃ。体の中から悪いものが出て行くのを感じつつ、頭の中も真っ白にして心身共にスッキリさせるのが私の楽しみ方。しかし、こんな至福の時は長くは続かなかった。約30分後、二匹の悪魔がやって来た。


彼女達は静かな*1室内で、大きな声で何の遠慮もなく喋り続ける。最初は、そのうち静かになるだろうと大目にみていた。しかし、待てど暮らせど止まない。それどころか、話はエスカレートし声はどんどん大きくなっていく。


話の内容は、やれ先週パリに行っただの、どこのブティックの服を買っただの、明日はどこのエステに行こうかだの、、、。もう、分かったから。お金持ちなのね。疲れきった凡人前にして、そんな話ひけらかしてどうするよ、オバサン・・・。で、それが素敵なマダムが上品にお話されるならいいのだが(まぁ、素敵なマダムはこんな常識外れなことはしないが)、この2人は本当に品がない。ダミ声で言葉の端々に「ん、だば」とか「だっぺ」とか言うの。お金の話ばかりだし。別に方言蔑視してる訳じゃないが、人をここまで不愉快にさせる話し方ってあるんだなって思った。どんなに裕福な暮らしをしても、その人の品格ってものは補えないのだなと痛感し、しまいには、滑稽にさえ思えてきた。私も品がある方じゃないが、ああはなりたくない。気を付けよう。


もちろん店にはクレームを言った。お店が悪くないのは分かってるが、ひとこと注意してもいいんじゃないかと。しかし、彼女達は上客らしく店員は注意しなかった。その代わり、私に別の階の部屋を用意したので移動しろと言ってきた。何かおかしくないか?何故、最初からいる私が動かなくちゃいけないのか?当然、お断りした。


帰りがけに「折角素敵なお店なのに、品のない方を野放しにしてることによって、お店全体のクオリティが落ちてしまっていますね。残念ですね。」と嫌味を言ってみた。慌てて割引券だの、サプリメントのサンプルだの持って来て謝っていたが、もう2度と行くことはないだろう。リラックスを求めて行ったお店でこんなにストレス掴まされるなんて・・・。ついてないな。

*1:岩盤浴室入口には注意事項として「他のお客様の迷惑となりますので私語はご遠慮下さい。」と書いてある。