イタリア回顧

忘れぬうちにイタリアで感じたことをいろいろと。
総じて美味しい物が多く、石畳や古い建物の街並みが素敵で、フランスと並んで私の好きな国の上位にランクインした。写真は買いに買いまくった食品達。




◆野菜◆

こんなに野菜が美味しい国があるなんて!!お日様をいっぱい浴びて育っているからだろうか?とにかく味が濃くて甘い。ズッキーニの美味さには舌をまいた。味だけでなく香りもしっかりしたお野菜が多かった。もちろんフルーツもGOOD!あと忘れちゃいけないのが焼き栗。いろんなところで屋台で売ってる。ほくほくで甘くて、香ばしくって。寒い中、食べた味は忘れられない。


◆ワイン◆
今までフランスのワインを飲むことが多かった私。知らず知らずのうちに「造られた味」を好むようになっていた。いろんな種類の葡萄をブレンドして、樽で熟成させて・・・。
もちろんそれはそれで素晴らしいもの。でも、私はその1つずつの個性を知らないでいたなと。これに気付けたことは、偉大なソムリエと散々一緒に飲んだ賜物ね。これから今まで以上にワインを飲むのが面白くなりそう。目下グラスの回し方を練習中。チロさんとこで買った100%シラーのワインを飲むのが楽しみで仕方ない。


◆オリーブオイル◆
高級食材店ではオリーブオイルのテイスティングをさせてくれた。こんなのって初めてでちょっと感動。そして、オリーブオイルの香りだけでなく「辛み」を初めて味わう。これもメカラウロコ。そして朗報が1つ。今回の旅はかなり太ったけどニキビは出来なかった。これは奇跡。バターじゃなくて、オリーブオイルだったからじゃないかと勝手に推測。


しかしイタリアという国は美味しい食材が山ほどあって、品質のいいオリーブオイルがあって、ワインがあって・・・。なんて素晴らしい国なんだろ。これだけあれば、あれこれ小細工しなくても確実に満たされるわ。イタリア料理にシンプルな調理方法が多いのも納得。素材の味を楽しむ、これが1番だ。


◆交通◆
フィレンツェは街自体が世界遺産なので中心部には自家用車では入っていけないそうだ。更に町の中を走る電車もないので専らバスが足になるようだ。ちょっと不便といえば不便だが、歩いても回れる大きさの街だし、石畳を歩くのがまた楽しかった。




ミラノは地下鉄もトラムもあってとても便利だった。ホテルが駅の近くで、切符を買うのも簡単なので地下鉄を主に利用していたが、雰囲気はあまり良くない。NYやパリより怖いかも。。夜遅くには乗らない方がよさ気。あと大きい駅はめちゃめちゃ人が多い。スリに注意!


◆言葉◆
フィレンツェにいる間は友人に頼りっきりで日本語しか喋ってなかったが、ミラノに行って感じたのは、思いの外、英語が通じないってこと。観光地やホテルは大丈夫だが、屋台、スーパー、小さいショップ、カフェなんかでは厳しかった。毎回反省するが、その国の言葉を勉強してから行くべし。