驚愕のあんこ弁当

茨城（龍ヶ崎界隈）では、これ「ぼたもち」といいます。

親戚の法事でふるまわれたこちらの代物。食事の席にお弁当箱に入って置かれていたので、てっきり白米かお寿司の詰め合わせだろうと思っていたら、開けてビックリ。「もち米＆あんこ」であった。なんとっ･･･。しかも全くのセパレート。

我が家にはこれが４つやってきたわけだが、どうにもこうにも減らん。おはぎ感覚で食べると普通においしいけど、量がハンパない。一体なにものなんだろうかと、元上司の奥様（茨城出身）に聞いてみたら、「ぼたもちよ。懐かしい〜。茨城では一番のごちそうなのよ。」とかなりのハイテンションでお答え頂けた。

法事や入学式等、様々なイベントで配布されるらしい。ちなみにお墓に供えた、あんこ＆もち米をわらじでサンドした一段と奇妙なものは、故人があの世へ行くまでの旅グッズらしく、「おなかが空いても大丈夫なように」「無事にあの世へ行けますように」という意味があるらしい。

東京からそんなに離れてなくても、文化って違うのね。面白いもんだわ。