フリオの週末マーケット

フェリーに乗ってフリーマントルという港町にお出かけ。パースの皆さんには「フリオ」の愛称で親しまれている週末のリゾート地。まずは週末だけ開かれるマーケットに突入。様々なお店が所狭しと並ぶ。ユーカリティーツリーを中心としたオイル、はちみつ等、地のものを扱う店が多かったかな。


他にも青果、パン、魚貝、雑貨、お菓子、穀物、衣類…ホントなんでもある。た〜のすぃ〜♪しかし観光地価格なのか、お値段は少々高め。雰囲気だけ味わうことにする。穀類の中には「Adjuki beans」と書かれた、大好物のあずきも売られていた。こちらでも甘く煮るのだろか?



カレー、チジミ、ラーメンといった屋台もあり、食欲をそそる様々な香りが漂う。熟考の末、海老と野菜たっぷりのフォーを食べた。箸休めの唐辛子のピクルスみたいなのが辛酸っぱくて美味だった。午後は海沿いを散歩する。言うまでもなく、フリオの海も美しいのだが、今日は猛烈に風が強く、空の青が澄んでたから、美しさもひとしおだった。髪の毛はボサボサだったけど…。


暑さを凌ぎに駆け込んだ「難破船ギャラリー」が意外と楽しめた。東インド会社の船から発見されたお宝なんか、オリエンタルな物から金銀宝石までバラエティーに富んでて面白かった。しかし、フレオの時間の流れ方って、本当にゆったりとしている。「カプチーノ通り」と呼ばれる文字通りカフェが建ち並ぶ通りでは、みな思い思いに午後のひとときを満喫していた。


もうすぐに日本に帰らなくてはならない。ここに来て最終日にフレオを選んだことを少し後悔する。日本とのギャップ大き過ぎ。寒い冬の日常に返れるか私。しっかり私。