巨大オムレツ>観光

違う曜日の時刻表を見ていたため(迂闊)、レンヌ駅で小1時間バスを待ち、昼過ぎ頃モン・サン・ミッシェルに到着。いや〜長い道のりであった。道中は小雨がぱらつくも、到着時には青空が広がり、絵葉書やガイドブックを見たのと同じ風景を目にすることができた。ずーっとコレが見たかったんだな。憧れのMSM(略)と対面し、心底来て良かったと思った。


実際に来て1番感じたのは、これは外から見るものだということ。島内は狭く、修道院までの通路にお土産屋が立ち並んでいるのだが、そこに世界中から観光客が集まってくるからさあ大変である。浅草の仲見世状態。こりゃ耐えられんと思い、レストラン「ラ・メール・プラール」に駆け込んだ。もちろんここも30分待ちだが、いたしかたない。


お目当てのオムレツコースを頂く。なんと45ユーロ(7000円強)!「夕飯食えるよ」と思いながら、長年の憧れの地に来た記念として奮発した。高いだけあり、前菜からどれも美味♪土地柄(僻地で輸送困難)か、鮮魚系はどれも塩味が強く、それだけが残念だった。喉渇くわ。お待ちかね、メインのオムレツは本当にフワフワで泡を食べているようだった。どことなく茶碗蒸しっぽい味でもあった。


そんなこんなで優雅なオムレツタイムになんと2時間も費やしてしまった・・・。何してんだか。よって1時間足らずというリミットの中、大急ぎで修道院を見学した。柱の彫刻や天井のアーチ等、ちょっと見ただけでも美しいものが多かったので、ゆっくり見れればな〜とまたしても計画性のなさを反省したのだった。