はなさかじいさん
今日はお通夜。そもそも、寝ずの番をして、故人と最後の夜を過ごすところからきているのだそう。で、うちのお寺さんでは、お通夜では「戒名」を授けるお経を読むのだそうだ。
ということで、じいさんも戒名を頂いた。桜が好きだったので、花王(桜等の華やかな花を表す)を文字って、花翁という文言が入り、住職のセンスの良さが光る「じいさんにはもったいない」(親族談)というくらいの素敵な戒名となった。
しかし、お位牌を見る人見る人「はなさかじいさんみたいだね〜。」と言う。確かに…。実は私もそう言ったうちの1人。でも「これなら忘れずに覚えてられるから良かったじゃん。」ということで、最終的には皆この戒名を気に入っていた。
そして、早速「はなさかじいさん」と呼ばれるようになったのは、言うまでもない。最後まで笑かしてくれるわ。そんなこんなで、親族や商店街のみなさんと思い出を振り返るなどして、賑やかな夜となった。