夜中のドタバタ劇

最近、ちょっと弱り気味のじいさん。ご飯もあまり食べられなくなってしまった。で、今日は夕食後から喉のつかえを訴え始めた。どうやら痰が喉に詰まってしまったようなのだが、体を起こすこともままならず、水も沢山は飲み込めないのでなかなかスッキリしないよう。呼吸も苦しそうでちょっと心配。


いろいろやってみたが、家ではどうすることも出来ず、救急車で緊急外来に行くことになった。が、ここからが大変。家は本当にちっぽけなので、そして恐ろしく階段が急で狭いので、通常の家具のレイアウトだと担架が入らないのだ(過去に経験済み)。よって家族総出で家具を動かし始めた。と同時に「入院になる可能性もあるから準備をしてきて下さい」ということで、入院セットも作り始めた。


「タオル持って来てー」「寝巻きはー?」「そこの棚動かしてーー」「洗面器ぃーー」と大忙し。私も体調が良くないだけに変な汗をかきながらなんとか準備完了。最後にじいさんを新しい寝巻きに着替えさせ、救急車を待つことにした。そこでじいさんが一言。「寝巻きの紐はきつく締めないでくれ」って、おいっ!!何でそういう所だけしっかりしてるんだか…。


結局、入院するほどではないという判断を病院で下され、夜12時位に両親が抱えて帰宅。夜中に老人追い返すなんて結構シビアなのね。ディープインパクト発走時には家族一同、かなりぐったりであったが、ただ1人「ディープ!ディープ!」と元気に歓声を送っていた母の逞しさに感服した。サスガだ母。