かいじゅうSHOW

chelseagirl6132006-08-01


明日の仕事に備えて、ちょっと早めに北海道へ。暇なので、おたる水族館へ行ってみることにした。いや〜ここ凄いわ。適度な寂びれ具合とハートフルな手作り感が秀逸。見よステージ中央で微笑む太陽を!平和だー。


そして、本館の外に広がる海獣公園で行われる「海獣ショー」は更にスゴイ。ペンギン、アザラシ、トドの3本立てで、たっぷり40分位楽しめるのだが、序盤のペンギンで早くも度肝を抜かれた。やる気のないペンギンとお姉さんの喋りが素晴らしい。


まず「ペンギンさん、集〜合っ!」の合図にピクリともしないペンギン達。一羽たりとも動かない。「羽の抜け変わりの時期だから元気がないのかな?」というお姉さん。とりあえず、魚を撒き散らしてペンギンを動かそうとする。しかし、動きは疎ら。お姉さんは「やる気だけでなく、食欲もないようです。」と上手いことを言う。


その後も全く言うことを聞かないまま、メインイベントの「飛び込み&滑り台」へ。


お姉さん「誰か飛び込みたいコはいませんか?」
ペンギン…依然として、皆好き勝手な動きをしている。
お姉さん「お魚ありますけど、どうですか?」こうなりゃ形振り構わず誘う。
ペンギン…しかと。(ややウケ)
お姉さん「ちょっとお手伝いしますよ。」かなり強引に1匹を台に乗せる。これで水中に魚を投げ込めば、釣られて飛び込むだろうという作戦。しかし、台に乗せてる間に野性のかもめとカラスに餌を持っていかれる。迂闊だお姉さん。
お姉さん「ちょっとかもめさん、からすさん、食べ過ぎですよ!」ややキレ気味。
ペンギン…その隙に、飛び込み台の階段を器用に歩いて降り始める。(爆笑)
ある意味、こちらのがハイレベル。
お姉さん「飛び込みはちょっと怖かったかな?滑り台のが簡単だね。」
先程と同様に1匹を拉致。強引に滑り台に乗せる。この隙にまたもやかもめに魚をとられる。(失笑)しかし、滑り台は簡単に滑るだろうという自信からか怯まない。
ペンギン…あろうことか、すべり板の部分を歩いて下降し始める。名人芸。(爆笑)


結局1つも芸が成功しないままペンギンコーナーは終了。いいもの見せてもらったわ。ショーの最後に1t以上あるトドが地上9mからダイブした(というよりは、ずり落ちた)のも、かなりインパクトあったけど、ペンギンのが面白かった。


小樽にお立ち寄りの際は、是非このショーを見て欲しい。今年のイチオシです。